2011年5月30日月曜日

Memorial Dayの3連休

30日(月)はMemorial Day(戦没将兵追悼記念日)で休日のため、今週末は3連休。

タコマ美術館で開催中で今日が最終日のNorman Rockwell展に行った。
「The Saturday Evening Post」の表紙を1916年から63年まで半世紀近く描き続けた画家、イラストレーター。会場に323もの表紙絵が展示されていた。

テレビやネットのない時代、特に年配の方々には見覚えのあるイラストばかりのようで、この日、会場には大勢の人が列をなしており、正直びっくりした。

これら表紙絵以外にも、アメリカの古き良き時代、クリスマスをいっしょに過ごす家族、夏休みの家族旅行、ハロウイン、雑誌の女優を見てこっそり口紅をつけて鏡を見る少女など、誰もがうなづける日常風景の数々のイラストが展示されていた。

ひときわ印象に残ったのは2点。
1)60年代以降、公民権運動の最中、人種差別的な落書き「NIGGER」がされ、トマトが投げつけられた壁の前を、4人の連邦保安官に守られながら白人の学校に通おうとする黒人の少女の毅然とした姿。イラストの題は「The Problem We All Live With」.潰れたトマトのイラストが妙にナマナマしい。

2)同じく公民権運動を描いた「Murder in Mississippi」。KKKに銃殺された仲間の肩を抱え、自らに向けられた銃口を冷めた目で見る白人活動家のイラスト。あくまでヒーローは白人というのは少し違和感はあるが、この時代、いろいろ批判は強かったと思うけど、こういった社会性の強いテーマを取り扱ったことはすごい。
館内は撮影禁止なので、入口からのみ

美術館配布の「The Tacoma Evening Post」!?



29日(日)は、シアトル美術館(SAM)で来週末6月5日(日)まで開催中のシカゴ在住のアーティストNick Caveの「Meet Me at the Center of the Earth」展に立ち寄る。

Soundsuitと呼ばれる奇抜なデザインの衣装をまとった50体?。衣装を着て踊ったり、また街に飛び出したりといった映像も奥の映像コーナーで流されていたが、まちで見ると正直怖い。(笑)




28日(土)は、シアトルセンターで開催されたNorthwest Folklife Festivalに行く。センター内の多くの会場では音楽、舞踊などのパフォーマンスが繰り広げられ、屋台では各国の料理が楽しめた。

今年で40回目のイベント。この日は天気も良く大勢の人が詰め掛け、結局土・日・月の3日間で235,000人が訪れたが、昨年より4万人少ないとのこと。


この日の夜はベルビューで開催された「第52回 日系クイーンコンテスト」にも立ち寄った。
このコンテスト、若い日系女子大生の教育向上、文化意識を高める活動を支援する奨学金プログラムの一環で、将来の日系社会のリーダーや貢献者の育成を目的としている。

そのため、日本でいういわゆるビジュアル重視のミスコンと違い、学力・スピーチ能力・コミュニティ活動歴なども選考基準となるようだ。

この日出場した4人も踊りなど特技が披露されたが、その後の司会者の質問コーナーでは「最近のシュワルツネッガー前知事のスキャンダルに対してどう思うか?」といった問いに会場が湧き、それぞれどう答えるか注目した。

各人答えは違ったが、おおむね、「知ってはいるが、この問題はprivate matterなので答えない。」とさらりと答弁。
その後、学業やコミュニティ活動など日頃の取り組みのプレゼンも行われたが、どれもすばらしかった。
優勝者はじめ4人のクイーンは今後、学業の傍ら日系コミュニティの発展のため、イベント出演などで活躍されるそうだ。


このメモルアルデーが過ぎると夏到来とのことだが、肌寒い天気の続くシアトル、果たして本格的な夏はいつやって来るのだろうか??

通りの両脇には多くの屋台が出された。

各国の踊りや音楽がシアトルセンターの各会場で披露された。

この日は天気もよく、噴水周辺には大勢の人が。

日本より日本らしく感じます。

今後1年間、学業の他、さまざまな日系コミュニティの
イベント出演が控えている。