2011年6月30日木曜日

Capitol Hill見学

ワシントン滞在中、Capitol Hill見学に行った。事前にネットで予約して最終ツアーに。
約15分、概要スライドを見た後、円形大広間(ロタンダ)と彫刻ホール(Statuary Hall)を見学した。
一グループ40人程度、同時期に見学している団体数は10以上の混雑ぶり。

ドームの高さは55.8m。天井には初代大統領、ワシントンを崇拝するフレスコ画(Apotheosis of Washington)がある。
ロタンダ上部の帯状の小壁には教科書とかで見たことのあるアメリカ史上のできごとが描かれていた。

彫刻ホールはもともと下院議会室だったが、その後、各州で選んだ人物2名の彫刻が陳列されている。シアトルのあるワシントン州は、Marcus WhitmanとMother Josephの彫刻が飾られていた。

また、音響効果がある部屋で床に向かって小さな声で話すと少し離れたところで聞きとれる。

当日ガイドさんが弾丸のように説明してくれ、あっという間だった。

その後、地下でつながっている議会図書館(Library of Congress)に。調査研究を目的とした世界最大の国立図書館。建物もとてもきれいで図書館というより博物館という感じだ。

当日澄み渡る青空

ツアーの受付

ロタンダの天井

Apotheosis of Washington

アメリカ史のできごとが描かれた壁画

Marcus Whitman(右端の像)
(医師で宣教師、ワシントン州南東のワラワラで
布教活動をする。オレゴン・トレイルを確立。
後にインディアンに殺害される。)

Mother Joseph
(カトリック修道女、Northwestの教育や慈善施設の発展に寄与)

議会図書館(Library of Congress)

Library of Congressの内部

2011年6月29日水曜日

Tony Blair

ワシントンは相変わらず蒸し暑い。

28日(火)、イギリスのブレア元首相のランチョンに行った。

1997年に43歳の若さで首相に就任し、以後3期10年間つとめたブレア元首相。イラク戦争でのアメリカ追従などで人気が落ちたとも言われるが、今なお人気が高く、退任後は環境問題などで積極的に発言している。

この日は司会者のインタビュー形式で行われ、イラク戦争の対応、ヘルスケア、イスラム世界、宗教観についてなど多岐にわたって質問が出された。

これまでのイギリス首相のイメージとは違い、
①大学時代からロックやドラッグなどをやっていたと公言していること、
②演説でジョークを言おうとしたら部下から、イギリス首相はアメリカの大統領のようにジョークは言わないと言われた。
③実はメカ音痴で最初メールの使い方とかがよくわからず、友人に名無しでメールを出してしまったら、Who are you?という返事が来たなどの話で会場を沸かせた。





2011年6月27日月曜日

Washington,DC,Newseum

今、ワシントン,DCに来ています。
晴れてはいるが、空一面雲に覆われて、たまに太陽が顔を見せる程度。まるでシアトル??
気温は90度(32度)で、日本のように湿度が高く蒸し暑い。

ワシントンは昨年2月以来2回目。その時は記録的な大雪の後で、1週間経っても路地裏にはまだ車ほどの高さの雪が残っていた。その後、ニューヨークへの移動も飛行機が天候悪化で欠航となり、急きょアムトラックで行った記憶が残っている。


ポトマック川沿いのナショナル空港に到着。空港、ホテル、出張先が地下鉄で乗り換えなしで行けるので便利。

夕方、ニュースをテーマにしたNewseumでパーティがあったので立ち寄った。
この博物館、モールの1ブロック離れたところにあるが、このあたりの博物館では珍しく20ドルも取られる。しかし、その時々のニュースが新聞、映像、展示などいろいろな形で見ることができ、見て十分価値のある美術館だった。

特に、911の同時多発テロの世界貿易センタービルのアンテナの残骸、世界の新聞の記事の展示は印象的。また、2005年のカトリーナの被害を受けたニューオーリンズに関する新聞記事や展示コーナーも印象に残った。

 ほぼ一日がかりでワシントン,DCに

 Newseum博物館。新聞の発行が始まった時から
年代順に有名な事件の記事を掲載

 世界貿易センタービルのアンテナの残骸。
左横には911の翌日の世界の新聞の記事、さらに
右上にはビンラディンの死亡記事が。

 地下1階から6階まで吹き抜け構造。
全面ガラス張りのエレベータから

 6階から見える国会議事堂。19時過ぎ撮影

 同じくナショナル・ギャラリー

 日暮れ後の国会議事堂

国立公文書館と奥にはワシントン記念塔も見える

2011年6月25日土曜日

Hiromi Uehara Concert

前回、「夏到来」と書いてしまったが、まだ少しかかりそうな感じ。
23日(木)夜、結構激しい雨でひさびさに帰りずぶぬれになってしまった。。。


24日(金)、Jazz Alleyで開かれた上原ひろみのコンサートに行った。
Hiromiの名前でアメリカでもすっかり定着し、昨年5月もシアトルでコンサートがあったが行けず。

23日(木)~26日(日)の4日間で一日二回公演となかなかハードスケジュール。24日(金)は遅い方の21時半開演のコンサートに行った。
15分前に行き、そのまま真ん中の前から2列目のテーブルに案内された。

今月ニューアルバム「voice」も発売されたばかり。
hiromiのピアノ、Steve Smithのドラム、Anthony Jacksonのエレキベースとも息がぴったりで、アンコールも含め1時間半楽しめた。

 コンサートは写真禁止だったので、終了後サインをいただいた時の写真。
どうもありがとうございました。

2011年6月23日木曜日

Rattlesnake hike after work、夏到来!!!

20日(月)、午前中から昼過ぎまであいかわらず曇りがちな天気。
夕方、仕事を終え、シアトルからI 90を約30マイル東に行ったNorth Bendの奥にあるRattlesnake Ledge Trailにハイキングに行った。

シアトル近郊には無数のハイキングコースがあり、コースの長さなどによりこういった仕事明けのハイキングも可能。なんせ今は日暮れが21時過ぎなので、ちょうど半日余分にある感じ。

湖の横にあるトレイルヘッドから岩肌の見える山頂まで約2マイル、40分ほどで登りきった。頂上からは緑色の細長い湖がよく見える。

そうこうするうちに空一面を覆っていた雲が徐々に消え、青空や太陽が見えてきた。シアトルの天気は夕方、雲が消えて晴れることが多い。

ただし、太陽が低くなってきた分、山頂部分の影が湖に落ちてきた。
30分ほど山頂で景色を見て、下山。湖畔にも寄ったが、夕暮れ前で親子連れが釣りをしていた。


21日(火)、ついにシアトルに夏が来たようだ。携帯の週間予報の画面には日曜までずっとお日さまマーク。気温も75F(24度)まで上がり快適。

夕方、用事を済ました後、久々にクイーンアンの丘に登ると、ダウンタウンの先にきれいなMt.Rainierが見えた。ちょうど20時半過ぎで徐々に山の色が夕日に反射してピンク色に変っていた。

たまにこういうすばらしい風景を見ると、普段の雨や曇りの多いことも忘れてしまう。
トレイルヘッドから山頂を眺める。この時はまだ雲で空が白い。

注意書きのイラストが実にわかりやすい。

40分程で到着。ちょうど晴れてきて湖面には白い雲が

向かいは先週登ったMt.Siが見える。

帰り、湖畔に寄る。

クイーンアンからダウンタウン方面。

kerry Parkから

夕日が反射して徐々にピンク色に変化している。

 アパート近くの日本レストラン「Ohana」で寿司盛り合わせを注文。

でも店内の雰囲気は南国風!?

2011年6月21日火曜日

Fremont Solstice Parade,SIFF(Life in a Day)

18日(土)、シアトル市北部のフリーモントで開催された「Solstice Parade」に行った。

1972年に始まったこのパレードは今年で40回目を迎えた。自分たちのまちを「The Center of the Universe」と呼び、トロール像、レーニン像などのモニュメントが至るところにあるアートなまち フリーモントで行われるだけあって、パレードも少々変わっている。

目玉はメインパレードの前に行われる「Painted Cyclists Parade」.
参加者は全身カラーペイントをした姿で自転車に乗ってパレードするが、中にはペイントなしの人も。
何百台ものサイクリストのパレードに、雨にもかかわらず詰めかけた大勢の観客たちは歓声をあげたり、写真、ビデオを撮ったりしていた。

メインパレードでは、「言葉を書いた表現は×、動物や車の使用は×」という制限のもと、ダンス、ブラスバンド、ゾンビなどさまざまな出し物が次から次へと登場。あっという間の1時間だった。

夜は、ウエストシアトルの友人宅のポットラックパーティに寄った。裏庭では小雨の中、BBQをつくったり、最後はたき火が行われた。暗闇の中見るたき火もなかなか風情がある。

シアトルに来た2年前に、すぐに知り合いになったカップルがついに婚約。今回のパーティではエンゲージリングのお披露目も行われた。末永くお幸せに。


19日(日)も曇り。前日のパーティが遅かっただけに少しお疲れ。

天気の影響でスケジュールが変わる中、夕方、シアトルセンターで開催されたシアトル国際映画祭(SIFF)関連のドキュメンタリー映画「Life in a Day」を見に行った。

昨年の7月24日に何をしていたかという質問をYouTubeを通じて行い、192か国から集められた300近いフィルムを編集。食事、祈り、仕事、子育て、治療、お祝い、死などさまざまな人間の行動記録が次から次へと流され、いろいろ考えさせられた。

 Naked Cyclists Parade

 続いて行われたパレード。出し物を押して運搬するの大変そう。。

 Potluck Party

 たき火をぼっとみてても、飽きないですね。

シアトルセンターで上映されたSIFFの映画

2011年6月18日土曜日

Japan Training Squadron in Seattle

日本の海上自衛隊の練習艦隊3艦のうち、「かしま」が15日(水)~18日(土)シアトル港に寄港。シアトルの日本人コミュニティの歓迎式典や艦内見学会に行った。

この「かしま」はじめ「あさぎり」「みねゆき」の3艦には約720名が乗り込み、日本を5月24日に出て、アメリカ、カナダ、メキシコ、パナマ、チリ、ペルーの6か国の14の港に立ち寄り、10月27日に日本帰港という156日の行程。

今回、シアトル港には「かしま」1艦のみ寄港、他の2艦はバンクーバ港とのこと、「かしま」には訓練生116名を含む約300名が乗船している。

艦内の見学会では、特別公室、操縦席、甲板の上の対空・対艦ミサイルなどを見た。隊員はおおむね2段ベットが4つある8人部屋が基本とのこと。今回の航海でも1度暴風に見舞われ、激しい揺れが続いたとのこと、僕だったら船酔いに耐えられるかな!?他の2艦に比べて居住環境は抜群とのこと。

この遠洋練習航海では、海上での訓練を通じた研修や国際親善が目的。式典での自衛隊員のきびきびした態度がすがすがしかった。

訓練生は、みんな3月に大学を卒業したばかり。式典後の懇親会の際、艦内での訓練や生活、将来の夢などについて、それぞれ楽しそうに語ってくれた。

シアトル港のピア66に停泊

 この間を通るだけでこっちが緊張してしまいます。

 特別公室では国家元首級の視察などに想定した内装とのこと

 艦から前方を見る。

 歓迎式典。礼儀の正しさにびっくり

懇親会前。うまそ~

2011年6月16日木曜日

Full Moon

15日(水)は満月の日。朝から雲が多い一日だった。現在は日も長くなり、今日の日の出は5時11分、日暮れは21時9分。
日が暮れた後、しばらくして、ダウンタウンのビルの谷間から、少し雲に隠れた満月が登場。
ここ数カ月見てきた満月と比して明るく、赤っぽい。

時間とともに雲の合間から顔を出し、きれいな満月を見ることができた。
周りにはカメラマンが大勢、シャッターチャンスを狙っていた。