2011年11月30日水曜日

Denver

ニューメキシコ州アルバカーキーからはデンバー経由でシアトルに戻って来た。アルバカーキーでは晴天だったが、この日のデンバーは気温28度と氷点下以下。案の定、乗り継ぎの飛行機も1時間程遅れて出発した。


 滑走路にも雪が

 
飛行機の翼にも解凍剤が散布

2011年11月29日火曜日

Cuidad Juarez,Chamizal Nat'l Momunent

テキサス州エルパソ(El Paso)と国境の川 リオ グランデ(Rio Grand)を挟んだメキシコ側のまち シウダーファレス(Ciudad Juarez)。

エルパソからは、リオ グランデにかかる橋を渡ってメキシコ入りした。ファレスは人口100万を超え、エルパソよりはるかに活気があるが、ドラッグ関係の抗争も多く、年間約1,500件以上の殺人事件が発生している。まちに入るとライフルを持った武装警官が警戒にあたっており、幾分緊張した。

さっそく20ドル両替し、まちの中心部にあるGuadalupe Mission(伝道所)に行ってみた。中には、祈りをささげる人が大勢おり、壁の大きなステンドガラスに目がいった。

ミッションの周りは、露天やレストランが多く並んでおり、途中、タコスを食べた。昨年行ったSan Diegoの対岸のTijuanaもそうだったが、薬局と歯科医院が多くあり、国内の値段が高いアメリカ側からの需要の高さが想像できた。

さしてほしいものもなく、2時間程でまた国境にかかる橋に戻って来た。アメリカ側に行く大勢のメキシコ人の列に巻き込まれ、イミグレを通過するのに約1時間かかった。


この国境の川、リオ グランデは、洪水で過去に幾度か流れを変えており、それが原因で国境紛争が起きていた。1963年に双方が合意して条約を締結し、領土問題が平和裏に解決されたのを記念して、その条約で新たにアメリカ領となった地点に建てられたチャミザル国立記念碑(Chamizal Nat'l Monument)に行った。

約22haの広大な公園からは、アメリカ入国待ちの車で渋滞する国境の橋や川の両岸の高い壁がよく見えた。

 国境の川を渡る橋


 橋の中央部付近の国境のサイン


 国境の川 リオ グランデ
現在は両岸コンクリートで固められている。


 橋からメキシコ側を見る


 メキシコ側のゲート


 メキシコ側では、アメリカ側の需要が
高いのか薬局と歯科が目立つ



 まちの中心のGuadalupe Mission    


ダウンタウンの露天


 屋台でタコスを注文。13.5ペソ、約1ドル。
量が多くて食べきれず


露店で ショートケーキが売っている。


 通りを占領するメリーゴーランド


 アメリカ側の国境確定の記念モニュメント


ファレスで昨日合計4件発生した殺人事件の記事
翌朝のエルパソの地元紙

2011年11月28日月曜日

El Paso

テキサス州エル・パソ。メキシコとの国境の川 リオ・グランデ(Rio Grande)を挟んで、メキシコのシウダー・ファレス(Ciudad Juarez)と向かい合っている。

かつては同じまちだったが、メキシコ戦争後、まちの間に国境線が引かれ現在に至っている。

エルパソ ダウンタウンのすぐ北側はフランクリン山脈の山々があり、さっそく山の中腹の、メキシコ国境やシウダー・ファレスが見える展望台に行ってみた。展望台自体、エルパソの市街地に接しているので、夜景もとてもきれい。

また、エルパソ近辺には、かつてスペイン人がリオ グランデ沿いにキリスト教を普及した伝道所(mission)が点在している。ネイティブアメリカンの建築様式の影響がみられる建物をいくつか回ってみた。


 エルパソの高層ビル群、ビル群の奥はメキシコ


 リオ グランデの向こうはメキシコ


 コンクリートで固められた国境の河川


 
 
 夜景もとてもきれい


 
 Mission Ysleta


Mission Socorro

2011年11月27日日曜日

Santa Fa,Taos Pueblo

アルバカーキから北に100キロのニューメキシコ州の州都サンタ・フェ。

サンタフェと聞けば、いまだ篠山紀信と当時トップアイドルだった宮沢りえの衝撃的な写真集を連想してしまう。

その後、旅行した人たちの写真を見て、ネイティブアメリカンの日干しレンガ(Adobe)の建物とスペイン風建築の交り合った独特の雰囲気のあるまちだったなという印象が残っていた。

博物館や教会、さらに手工芸品やアクセサリーが並ぶギャラリーがこじんまりとしたダウンタウンに点在しており、統一感のあるまちなみを見ながら散策してみた。


サンタフェから足を延ばし、世界遺産に登録されているネイティブアメリカンの建築物タオス・プエブロ(Taos Pueblo)にも行った。1000年以上前から現在も住み続けている集合住宅で、この建物自体、芸術作品そのもの。

 インディアン・マンション


住居には パンを焼く窯がある。パンもおいしかった。


 ネイティブアメリカンの約9割がカトリックに改宗とのこと


 工芸品のデザインに目が行く


建物の 色合いも統一されたサンタフェのまちなみ


 
 旧総督邸前


 聖フランシス聖堂


 ロレットチャペル(Loretto Chapel)


 
ダウンタウンの建物の夜景もきれい

2011年11月26日土曜日

Albuquerqueに

Thanksgivingの連休を利用して、ニューメキシコ州アルバカーキー(Albuquerque)にいます。

Thanksgivingを終え、Black Friday当日、アパートに帰ったのが午前4時。午前8時発の飛行機に乗るべく、あわてて準備を始めると、案の定寝る時間がなく、飛行機に乗ってからは爆睡状態。

デンバー乗り継ぎで3時間待ち、アルバカーキーには夕方に着いた。スペインの雰囲気が残るニューメキシコでの体験を書いていきたい。

 ロッキー山脈をイメージした屋根が有名なデンバー国際空港


 デンバー空港ではネットのつながりがイマイチだった。


 
デンバーからアルバカーキー間、晴れてたので空撮

2011年11月25日金曜日

Thanksgiving Day

24日(木)はThanksgiving Dayで25日のBlack Fridayも合わせた4連休の初日。

今年初めの裏千家のお茶会で偶然知り合った方が、神戸出身で僕と同じ大学出身という縁で、今回シアトル郊外のサマミッシュで行われたHome Partyに誘っていただいた。

長年自宅で料理教室を開催されておられるので、料理の味も完璧。ターキーをいただいた後、匂いがたまらないまつたけご飯、さらに食後の手作りパンプキンパイもおいしくいただけた。ありがとうございました。

その後、もう一つのPartyに行くため、シアトルに戻ってきた。到着したのが、22時前で、すでに食事を終え、デザートや閑談の時間になっていた。なんだかんだで、このお宅を出たのが午前3時半。さすがに疲れたけど、いろいろお話できてよかった。
こちらのパーティの方は、食べた後だったので、きれいな写真取れず。


 
 参加者一同、しばしパパラッチ状態になってました。

 ターキーにはクランベリーソースが実に合う。

 
 ついつい写真をバシバシ撮ってしまいました。

 それではいただきます。

 まつたけご飯も最高!

 食事の途中にピアノの生演奏も聞けました。

 パンプキンパイとその上のクッキーもいい感じに仕上がっています。

 
みんなの視線を浴び、緊張しながらの入刀