このヘッチヘッチー峡谷は、20世紀初頭のサンフランシスコ地震、火災の復興後の水需要の増加に対応するため、ダム計画が持ち上がり、開発か自然保護かで論争になった。結局ダムが建設されたため、ヨセミテ峡谷と同様に美しいと言われた峡谷の半分が湖底に沈み、今の姿になったとのこと。
O'Shaughnessy Damと湖、ヨセミテ峡谷のハーフドームを思わせる岩も見えた。湖に直接落ちる滝も2つあり、湖沿いのトレイルでそばまで行けるとのことだが、時間の都合で途中で引き返した。
また、冬期閉鎖される公園北西部のTioga Roadを走って高原地帯に行こうとしたが、なんとこの道路、途中から道路のすぐそばで森林火災発生中。片面1車線通行で行くことはできたが、帰り万が一延焼して帰れなくなったら困るので、すぐに引き返した。残念。
火災現場には大勢の消防士や公園のレンジャーが見守っているが、消火活動を行わない。自然発火だと人家に影響が出るとかよほどのことがない限り、自然のままにということか。
ヨセミテ峡谷に戻ると今回もハーフドームがきれいに見えた。
O'Shaughnessy Dam
ダムの完成で20世紀に誕生した湖。奥にはドーム岩も見える。
湖沿いのトレイルを歩いてみる。
道のすぐそばで火がくすぶっている。
きれいに見えたHalf Dome
道路わきには鹿も。