1857年にビクトリア女王の独断で首都となったオタワ。ケベックシティ、モントリオールやトロントなどが候補となる中、当時イギリスとフランスの勢力のほぼ境界にあり、軍事的脅威であったアメリカからも離れているからとの理由で首都に選ばれたが、当時なにもない田舎で反対も強かったとのこと。
夜にまちに到着、さっそく小高い丘の上にある国会議事堂(Parliament Hill)や、市民の台所 バイワード市場(ByWard Market)に行ってみた。
翌日、議事堂ツアーに参加した。セキュリティチェックの後、ツアーまで待ち時間が30分あるので、さっそく建物中央部にそびえるPeace Tower(92.2m)行きのエレベータに乗った。タワーからダウンタウンの眺めが実にすばらしい。
この議事堂は1866年に完成するものの、1916年の火災でほとんど燃えてしまい再建されたとか。
ツアーでは、アーチ型の天井や大理石の廊下や豪華な装飾品などを見学し、議会図書館やSenate(上院)の議場に案内された。議会図書館は、先の火災から唯一残った施設で、ゴシックづくりできれい。残念ながら撮影禁止。
上院は赤じゅうたんに赤張りの調度品、金箔の天井と豪華なつくり。定数は105名で、首相が事実上選ぶが、州に居住し、かつ4,000カナダドル以上の土地所有が条件とのこと。
建物内部を見た後は議事堂周辺を散策した。運河をはさんだとなりのFairmont Hotel周辺の公園や、オタワ川にかかる橋にも寄ってみた。
夜のParliament Building
市場のひとコマ
この晩、大勢のカメラマンが夜景を撮影しており、
その中に混じって撮影してました。
この晩、大勢のカメラマンが夜景を撮影しており、
その中に混じって撮影してました。
議事堂のWest Block
翌日のオタルは一日天気がよかった。
Peace Towerからの眺め
議事堂内の大理石の廊下
上院議事堂の内部
近くの公園からParliament Hillを見る。
オタワ川対岸も紅葉中。