Mt.Pughは標高2,195m、往復約18km、トレイルヘッドから頂上まで1,600mの高低差のあるハイキングコース。
距離は若干長いなとは思っていたが、前日、ダウンタウンの本屋でガイドブックを立ち読みし、山頂付近の写真を見て、普段は二つ返事で済ますのに、今回思わず同行者に「大丈夫かなぁ?」と電話してしまった。ビビったか!?
トレイルヘッドに10時前に到着し、ハイキング開始。森の中を歩き、2時間でLake Metanに到着、ここからは急な岩肌をスイッチバックしながら登り、高山植物を横目に13時過ぎに山の稜線に到着。Mt.Bakerが遠目にくっきり。
稜線沿いを歩くと程なく残雪を避けながら急な道なき道を登っていった。終わってから考えてみるとこの辺が一番怖く、他のハイカーが数名いなかったら引き返していたかも。
その先は前日見たガイドブックの写真どおり、人がすれ違える程の幅はあるものの、所々、両側は切り立った崖になっており、落ちたら終わりなので、少しすくみながら歩を進めた。ここが第二の怖かった場所。さらに上を行くハイカーの落石を横目に見ながら、結局15時前に見事山頂に到着。
山頂からは東にGlacier Peakがきれいに見えた。また、西側のオリンピック半島方面を覆う雲海は、このカスケード山脈で止まり、東側は晴れの天気。
山頂で30分ほど過ごし下山開始。稜線の終わる地点まで約1時間、危険個所を慎重に歩いた。さらにLake Metanを通り、結局18時過ぎにトレイルヘッドに戻ってきた。約8時間のハイキング。
ハイキングで頂上まで到達できたのはMail Box Peak以来で、終わってみれば達成感がある。途中、コースを見失いそうになったり、滑落のおそれのあるコースを歩いたり、それなりに緊張したが、同行者や他のハイカーのおかげで無事帰って来れたことに感謝!
次回また別のところをチャレンジするにしても気を引き締めて行こう。
帰り道、あっさりしたものが食べたくなり、先般行ったばかりの日本料理店「石庵」に寄った。
刺身、サラダ、焼き鳥の他、早くも秋刀魚があり、注文。おいしかった。
トレイルヘッドを10時に出発
Lake Metan.
森を抜け、急斜面を歩いて行く。
きれいな高山植物
斜面はけっこうきつい
切り立った岩肌
山の稜線に到着。真ん中遠目に雪に覆われたMt.Bakerが。
残雪の向こうに山頂が見える。
両側切り立ったトレイルを歩いて行く。少し怖い。
頂上まであとわずか
見事、山頂に到着
山頂から見た風景
この山脈より西側は雲海に覆われている
基準点?
Glacier Peakがきれいに見える
下山開始。 急な斜面を下りていく。
左側の急斜面に思わず右の山側に寄る。
前方を行く他のハイカー
急勾配をスイッチバックで降りて行く。
日本料理店「石庵」の焼き鳥
友人の秋刀魚のきれいな食べ方に感心。