2012年1月19日木曜日

Snow in Seattle

18日(水)、予報どおり深夜から降り始めた雪、朝起きると外は一面銀世界。部屋の気温計は30度(ー1度)。日中も32度(0度)で10cm程度積もるとの予報だった。今日も結局日中は35度(2度)までしか上がらなかった。

高緯度の割に年間降雪回数も量も少なく、雪に対する備えが十分でないと言われるシアトル。2008年冬の降雪時の対応を批判された市も、除雪車を増やすなどそれなりの対策を講じており、また、今回は数日前から予報が出されていたこともあり、住民もある程度覚悟なり準備ができていたと思う。

政府機関や学校は昨日、今日ともお休み。日本の雪国出身者からこれくらいでという声をよく聞くが、一昨年11月の初雪での混乱を始め、雪に対する慣れの問題で仕方のないこと。

一般の市民レベルでは、車での外出がしにくいといった不便さがある半面、自宅で仕事したり、のんびり過ごしたり、自宅近くで雪を楽しんでいる感じで、まちの至るところにある急坂や公園は格好のゲレンデと化し、多くの人がそりやスキーを楽しんでいた。

まちを歩いていると、スキーで滑る人たちに違和感なく追い越されたり、車の後ろにとりつけられたロープを持ってスキーを楽しむ学生も見た。


なお、降雪後、シアトル近郊では、雪の重みで折れた枝で送電線が影響を受け、23万人が停電の被害を受けているとのこと。

また、雪が溶けて川が増水し、洪水の危険のある河川もあり、ワシントン州政府も非常事態宣言を出し、住民に注意を呼び掛けている。学校は明日も休みになる感じ。

今回の天気、明日は雨に変わり、気温も40度を超えるとのことで、雪もすぐになくなっていくだろう。


アパートの中庭もすっかり雪模様


雪道を歩くの結構疲れますね。


身動きがとれず、牽引されるバス


Pike Place Market前


West Lake Centerの公園も一面雪


3rd AveはYesler Stの先の急坂の手前でメトロバスが渋滞


フリーモントの像も雪化粧


笑える。記念写真撮る人多かった。

Gas Works Park

普通にまちなかをスキーする人たち


スキー板をはいて犬と散歩

クラクションを鳴らされて何事かと思えば。。