18日(水)、予報どおり深夜から降り始めた雪、朝起きると外は一面銀世界。部屋の気温計は30度(ー1度)。日中も32度(0度)で10cm程度積もるとの予報だった。今日も結局日中は35度(2度)までしか上がらなかった。
高緯度の割に年間降雪回数も量も少なく、雪に対する備えが十分でないと言われるシアトル。2008年冬の降雪時の対応を批判された市も、除雪車を増やすなどそれなりの対策を講じており、また、今回は数日前から予報が出されていたこともあり、住民もある程度覚悟なり準備ができていたと思う。
政府機関や学校は昨日、今日ともお休み。日本の雪国出身者からこれくらいでという声をよく聞くが、一昨年11月の初雪での混乱を始め、雪に対する慣れの問題で仕方のないこと。
一般の市民レベルでは、車での外出がしにくいといった不便さがある半面、自宅で仕事したり、のんびり過ごしたり、自宅近くで雪を楽しんでいる感じで、まちの至るところにある急坂や公園は格好のゲレンデと化し、多くの人がそりやスキーを楽しんでいた。
まちを歩いていると、スキーで滑る人たちに違和感なく追い越されたり、車の後ろにとりつけられたロープを持ってスキーを楽しむ学生も見た。
なお、降雪後、シアトル近郊では、雪の重みで折れた枝で送電線が影響を受け、23万人が停電の被害を受けているとのこと。
また、雪が溶けて川が増水し、洪水の危険のある河川もあり、ワシントン州政府も非常事態宣言を出し、住民に注意を呼び掛けている。学校は明日も休みになる感じ。
今回の天気、明日は雨に変わり、気温も40度を超えるとのことで、雪もすぐになくなっていくだろう。
アパートの中庭もすっかり雪模様
雪道を歩くの結構疲れますね。
身動きがとれず、牽引されるバス
Pike Place Market前
West Lake Centerの公園も一面雪
3rd AveはYesler Stの先の急坂の手前でメトロバスが渋滞
フリーモントの像も雪化粧
笑える。記念写真撮る人多かった。
Gas Works Park
普通にまちなかをスキーする人たち
スキー板をはいて犬と散歩
クラクションを鳴らされて何事かと思えば。。