3月11日(金)午後2時46分に三陸沖で発生した地震、シアトルはちょうど10日夜。
TV中継をみたり、メールやFacebookで日本の家族や友達に安否確認をしましたが、16年前に経験した阪神・淡路大震災の時と同様、時間の経過とともに深刻な被害状況がどんどん明らかになり、現時点ですでに死者・行方不明者が1,200名を超える状態です。
阪神・淡路大震災の時は、古い密集木造家屋の倒壊とその後の火災により被害が拡大しましたが、今回は、地震後の津波や火災により、東日本の太平洋側の各地で甚大な被害が出ています。心からお見舞申し上げます。
現在、自衛隊などによる懸命の救助作業が続けられていますが、寒い中今なお取り残されている方々が早く救助されますようお祈りいたします。被災した原子力施設も心配な状況です。
また、長野や新潟でも大きな地震が発生するとともに、各地で大きな余震が続いています。
神戸からもさっそく東北地方へ消防救助隊や水道復旧・給水部隊が、また長野地方にも消防救助隊が派遣されたと聞きます。
16年前、自衛隊車両や他都市からの消防車や給水車等を見て、安心と感謝の気持ちでいっぱいになったのを思い出しました。
昨夜からの津波の映像、とても現実のものとは思えず、今まで築きあげてきたものが、なすすべもなく流されていく様子に、ただただ呆然とし、空しさを感じ、言葉もございません。