2011年9月4日日曜日

アラスカ紀行(1) Fairbanks

9月第一月曜日はLabor dayのためお休み。この機会を利用してアラスカに行った。

7・8月、シアトルの気候が最高の時期はシアトルで過ごし、9月早々にアラスカに行く計画だったが、はずせない日程が急きょ入り、3日(土)出発に変更。仕方ない。そのご褒美がMorton'sのステーキ。これまた最高!!

 40分のプレゼンの成果。おいしかったし、有意義な会だった。
Morton's Steak House@Downtown Seattle


前置きはさておき、何回かに分けて、アラスカ紀行をアップロード。まずはFairbanksから。


フェアバンクスはアラスカ第二の都市で、アンカレジから北に576km、車で約8時間。20世紀初頭のゴールドラッシュに始まり、アラスカ鉄道や石油パイプラインの建設で栄えたが、ダウンタウンは田舎町さながら閑散としており、中心部のGolden Heart Plazaの像は少し寂しげ。


さっそく、まちの北側にある石油パイプラインを見に行った。北極海沿岸からアンカレジの東に位置する不凍港バルディースまでの1,300kmにも及ぶライン、過酷な自然条件で温度による金属の伸縮や地震を考慮して、パイプはジグザクに建設。ちなみにこのパイプは日本製。


チナリバー(Chena River)を行く外輪船(Sternwheeler Riverboat Cruises)にも乗った。14時出発の4層のクルーズ船は満席。川の両岸は豪華な住宅が立ち並び、ガイドさんが、一軒一軒住人の背景や暮らしぶりを解説、乗客は熱心に聞き入っていた。また、水上飛行機の離発着のデモや犬ぞりレースも飛行機や岸からの解説付きで船上から見学。


1時間程でNative Americanの集落に到着、水車を使った鮭釣りやさばいてスモークにする様子を船上から見学、さらに上陸後、100年前の家の見学や毛皮のコートなども見た。


夕方、デナリに向かう途中、峠付近で遥か遠くにひときわ大きな山を発見、写真撮影している人たちからMt.Mckinleyだと教えてもらった。太平洋側からの雲の影響でこの山を見れる日はわずかとか。デナリ国立公園できちんと見れるかなあ。


フェアバンクスはオーロラが見れることで世界的にも有名。深夜、少し小雨が降るあいにくの天気で見れなかった。またのお楽しみ!!

Golden Heart Plazaのエスキモー像
昼間なのに閑散。


 平原を切り裂く白い蛇みたい。


 外輪船 ディスカバリー号


 
 チナリバーの両岸の家並


 犬ぞりも見れた。この後、犬たちは暑さで川の中に


 チナリバーとタナナリバーの合流点


 
 
 Native Americanの集落を見学。


 
 毛皮や鮭の燻製


 夕焼け時に見えたMt.Mckinley


デナリに向かう際、夕暮れに映える山々